認知症高齢者の熱中症対策とは?

熱中症で、病院へ運ばれる高齢者のおよそ5割が
自宅にクーラーがあるのに、付けないことが
原因となっています。
なぜつけないのかというと、主な理由が
関節痛やリュウマチが痛むためなんだそうです。
その理由の他に、認知症が進行して

  • 暑さがわからなくなっている
  • クーラーの付け方がわからなくなっている

ということもあげられます。
認知症高齢者の熱中症対策はどのように
行なっていけばよいのか?見ていきましょう。

認知症高齢者

エアコン対策

認知症の度合にもよるのですが、
暑さがわからなくなっていることがあるため、
室内に良く見える温度計を設置して
30度以上になれば、エアコンを付けるという
張り紙をしておくという方法があります。
認知症が軽い方には比較的有効な手段であると
思います。

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次にエアコンの付け方がわからない高齢者の場合は、
エアコンのリモコンに大きく、『ここを押す』とメモ書きしたり
そもそもある時間になると、エアコンがつく、または消える
などのタイマー設定をしておくのも良いかと思います。

エアコン

そもそもエアコンがなかったり
あるいは壊れている場合は、
早急にエアコンを設置する、あるいは
避難所を作る必要があるかと思います。

例えば、通所介護施設(デイサービス)の利用や
ショートステイ(短期入所)の利用や老健などに
暑い間だけ入所するのも一つの手であるかと思います。
命の危険性を感じる事があれば、入院措置を
取ることも。

夏でも厚着をしている

認知症が進むと、夏でも厚着をしていることがあります。
その場合は、薄着になるように促したり、着脱介助
行ないましょう。
どうしても脱がないという高齢者の場合は、
入浴時に、そっと服の枚数を減らすという手段も
有効な場合があります。

認知症高齢者の水分補給

認知症の方だけではないのですが、
高齢者はトイレが近くなるという理由で
水分を控える方がいます。
水分が足りないと、脱水症や熱中症に
かかる危険性が増しますので、
水分補給を促し続けないといけません。

水分補給を促して水分摂取してくれる方は
良いのですが、そううまくいくものではありません。
声掛けや飲み物に一工夫必要です。

お茶を飲まない方は、
糖尿病や腎臓病などの持っている病気の
兼ね合いにもよりますが、ジュースなどの
甘めの飲み物をすすめてみるのも、有効的です。

また、日ごろお世話になっている医師がいれば、
『○○先生に頼まれているから飲んでください』という
声掛けが通用することがあります。
○○先生が言うんだったらと、素直に飲んでくれる方って
結構いらっしゃいますので、是非試してみてください。

お茶

そもそも液状のものを飲みたがらない
あるいは飲ませにくい、むせる方には、
市販にトロミを付ける商品が売っていますので、
そういったものでトロミを付けて飲んでもらうなどの
工夫をします。とろみがつくことによって、誤嚥を
防げますし、水分補給を拒否する高齢者にも
若干ではありますが、スプーンにのせて
食べさせるといったように介助しやすくなります。

ゼリーなども有効な手段になります。
どうしても水分摂取が困難な場合は、
ゼリーだと食べてくれるというケースがあります。
病気の関係で糖分などを控えなければならない場合は、
お茶をゼラチンや寒天で固めた、『お茶ゼリー』を
試してみてください。
ただし、中には食物繊維を控えなければならない
高齢者もいますので、
その場合は、寒天は控えてください。

食事は水気の多い物を作る

食事でも一工夫することによって、
水分を摂取することができます。
例えば、ご飯をお粥に変えてみたり、
水分を多めにして炊く『軟飯』を作るだけでも、
いつもより水分を摂取することが可能になります。

3食すべてに、味噌汁やおすましなどのスープを
つけるのも有効的な手段になるでしょう。

認知症の度合や、高齢者の性格によって、
声掛けや介助の方法は異なるため、
様々な方法を考えて実行する必要があります。
認知症高齢者の熱中症対策にも
様々な手段がありますので、
一つ一つ試しながら、その方にあった方法
探ってみましょう。

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