シャーガス病!日本で感染!?症状や治療法は?

シャーガス病とは、中南米に生息するサシガメという
吸血性のカメムシの仲間を媒体として
寄生性の原虫である『クルーズトリパノゾーマ』が
体内に入ることによって感染します。
中南米では、およそ1000万人に感染しているとみられ、
毎年20万人が新しく感染しているといわれています。
蚊を媒体として発症するマラリアに次いで深刻となっている
熱帯病なのです。
このシャーガス病ですが、実は日本でも
感染する可能性がある病気です。

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シャーガス病の症状

シャーガス病の症状は、急性期と慢性期に分かれます。
急性期では、赤い発疹と痛みがでて、発熱(高熱)やリンパ節炎が
出て、場合によっては心筋炎や髄膜脳炎になることもあります。
心筋炎を起こすと急性心不全となり、およそ10%の割合で死に至るようです。
急性期の症状は、数週間から数か月でほとんど消えてしまうようです。
また、症状が全くでないという場合もあるようです。

慢性期では、30%ほどの感染者に慢性心筋炎や巨大食道、巨大結腸などが
見られます。また、心肥大も見られます。
慢性心不全が発症すると不整脈を伴い、
場合によっては突然死することもあります。
巨大食道とは文字通り食道が巨大化します。
巨大化すると嚥下困難になり栄養が摂れなくなったり、誤嚥性肺炎にも
かかりやすくなります。
腸が巨大化した場合は、便秘になったり腸ねん転になる可能性もあります。
心臓が巨大化すると、そのまま破裂し死に至ることもあるようです。

潜伏期間

感染してから数週間後に発症する人もいれば、
そのまま数年、数十年と潜伏期間が続き気づかない内に
慢性期に入ることもあります。
そうなると、数十年後に歩けなくなったり、心筋梗塞や臓器の巨大化が
あらわれるので、それがシャーガス病が原因だと気づかないこともあるようです。

治療法は?

急性期では、ニフルチモックスやベンズニダゾールという薬が効くそうですが、
感染の根絶には至らなく脂肪のリスクを低下させるだけのようです。
慢性期に入ると治療方法はなくなります。
シャーガス病が原因で、でてくる心筋梗塞や心肥大などの手術や
ペースメーカーを入れるなどの対策しかなくなります。

感染経路は?

感染経路は、中南米に生息するサシガメに刺されることにより
感染することが主です。
感染は就寝中知らない間に刺されて感染していることがほとんど
とのことですので、サシガメが入ってこないような工夫が重要になってきます。
私たち日本に住んでいる人には一見関係のないように思われますが、
献血で採取した血液によって感染するというニュースが入ってきております。
つまりは、シャーガス病に感染している人から血液を採取して
その血液が赤血球製剤や血漿製剤として使用され、他の人に感染しているのです。
潜伏期間が長く、感染者にも自覚がないというところが非常に厄介なところです。

中南米への旅行や中南米から日本へ出稼ぎに来ている人も増えているので、
感染に気付かず、生活をしている場合があります。
血液から感染するので、輸血はもちろんですが
感染者と一緒に生活していると、傷などができて
血液に接触する機会は増えることになりますので、
知らない間に移っているということも十分考えられます。

感染経路は、血液やサシガメだけじゃない

感染経路は、血液やサシガメだけが原因ではなく、
アサイーやサトウキビの生ジュースの中にもシャーガス病の病原体が
紛れ込んでいることがあります。
病原体入りジュースを飲むことによっても感染する恐れがあります。
なので、南米に旅行に行かれる際は、新鮮だからといって
こういった生のジュースを飲むことは危険と考える研究者もおられます。

まとめ

日本ではまだまだ知られていない病気ですが、
これから日本でも感染者が増える可能性があります。
南米への旅行者などは、いつ感染するかわからない病気です。
こういった知識を付けておくことは、シャーガス病を未然に防ぐ対策
なります。自分の体は自分で守らないといけません。

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