サルコペニア肥満が高齢者に急増中!?

最近サルコペニア肥満という言葉をよく耳にしますが、
これはどういった肥満のことをいうのかというと、
老化による筋肉の減少をサルコペニアと呼びます。

筋肉は減少しているのに脂肪は残っている、あるいは蓄積されている状態のことを
サルコペニア肥満と呼びます。

運動不足の多い現代に急増している肥満の一つなのですが、
特に高齢者の間に多くみられます。

高齢者だけがなるというわけではありません。
筋力の低下は20代をピークに減少していきますので、
日頃運動されていない方や栄養が偏っている方は、40代からでも
起こりうる症状なので、注意が必要です。

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サルコペニア肥満になるとどうなるの?

この肥満になると、糖尿病や高血圧などの生活習慣病にかかりやすくなるほか、
心筋梗塞や脳卒中、動脈硬化になりやすくなります。

高血圧では、健常の人と比べて、男性で1.7倍、女性で2.3倍高くなるといわれています。

筋肉が衰えるわけですから、転倒の危険性も増します。特に高齢女性は骨粗鬆症にもなりやすいため、転倒して、そのまま寝たきりということもあり得ます。

長距離の歩行が困難になったり、階段の上り下りがつらい、重い物が持てない
といった症状も出るかと思います。

どんな人に多い?

肥満とついているので、太っている人に多いかというとそうではなく、
筋力が衰えているところに脂肪が蓄積することをいいますので、
痩せていても、サルコペニア肥満になっている人も結構おられます。

年齢でいうと、運動量や食事量が減ってくる高齢の方に多くみられます。
特に70代以上の方に多くみられます。

性別でいうと、男性女性ともに症状はでますが、
身体の構造上、女性の方がなる可能性は高くなります。

サルコペニア肥満になる原因は?

原因としては、運動不足があげられます。運動をしない、あるいは運動量が減少することによって筋肉が衰えていくことが一番の原因となっています。

次に、食事量の減少があげられます。特に、筋肉を作る材料となるたんぱく質の摂取量が
減少することが、原因となっています。

食事制限ダイエットも注意が必要です。たんぱく質の摂取量が少なくなったり、
摂取カロリーが制限されてしまい、脂肪のつきやすい体になることが原因となっています。

調べ方・チェック方法は?

病院では、MRIを撮るとすぐにわかりますが、ここまでしてしまうと
大げさな感じもしますので、自宅で自分でチェックする方法を紹介します。

体重計で体脂肪計のついたもので測るとわかりやすいです。
ここで出てきた体脂肪率を次の式に当てはめます。

(100 - 体脂肪率) ÷ 2 = 筋肉量

こちらは、一般的な筋肉量を示した表になります。

一般的な筋肉量表

これはあくまでも平均値を示したものなので、
特に年齢を重ねている場合は、これで良いというわけではありません。

筋肉量は通常40%あれば、良いと言われていますので、
それに近づけるように運動を行うとサルコペニア肥満は減少されるかと思います。

サルコペニア肥満の予防対策

予防策としては、やはり運動を行うことが大切となってきます。
あまり運動をされていない方が急な運動を行うと、体に負担が
かかってしまいますので、まずは軽い有酸素運動から行うことをおすすめします。

例えば、ウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか?
最初は散歩程度のウォーキングから始め、慣れてきたら
スピードを上げて、徐々に距離ものばしていくと、良いトレーニングになります。

といっても、これだけでは筋肉をつける事にはならないので、あくまでも運動を
していない方のウォーミングアップ程度にとらえてください。

これと併行して行なっていただきたいのが、食事です。
食事の中にたんぱく質の摂取量を増やしていきましょう。

たんぱく質は、筋肉を作る材料となりますので、
積極的に摂り入れたい栄養です。

たんぱく質は、肉類や魚類、乳製品や卵などに多く含まれています。
また、畑のお肉とも言われる大豆(その他豆類)などもたんぱく質を多く含みます。

どうしても食欲がないという方は、ゼラチンで作られたゼリーもお勧めです。
ゼラチンには、動物性蛋白質が多く含まれています。

ただし、腎機能に障害がある方は、たんぱく質を多量に摂取してしまうと、
症状が悪化する可能性があるため、医師に相談すると良いでしょう。

そして、運動になれて来たら、足や手などに付加をかけた、筋力トレーニングや
腹筋や背筋などを鍛える筋力トレーニングを行うようにしましょう。

この3つを行なうことにより、筋力はついてきます。

筋力の衰えは、サルコペニア肥満だけでなく、あらゆるトラブルを
招きますので、早めの対策を行なうようにしたいですね。

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